「色彩の定規」活用例
 
多くの自治体では、景観法に基づいて、建築物の外壁の色の範囲を定めています。
ほとんどの場合、下の表のように「マンセル値」で、それらの色を指定しているため、実際の現場では、こうしたマンセル値から具体的な「色」を確認するための道具が必要になってきます。

 色相明度彩度
外壁基本色10R〜5.0Y 4以上8.5未満の場合 3以下
8.5以上の場合 1.5以下 
その他4以上1以下
強調色10R〜5.0Y3以下
その他1以下
 アクセント色 10R〜4.9YR4以下
 5.0YR〜5.0Y 6以下
その他2以下


これらの数値を「色彩の定規」に落とし込むと以下のようになります。
ここから、外壁として使用が制限されている色をはっきり目で見て区別することができます。
10Rの場合
※色相が10Rの場合
 

また、例えば外壁としてすでに決定している「色」が適正かどうかの判断をする場合にも、外壁の色と「色彩の定規」とを照らし合わせ、マンセル値を確認することが可能です。


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